beacon

4戦連続の完封、攻守好調な大分が三平&森島弾で破竹の4連勝!!首位と勝ち点1差

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.24 J2第21節 北九州0-2大分 本城]

 5位大分トリニータ4戦連続完封で破竹の4連勝!! 大分は敵地で15位ギラヴァンツ北九州と対戦し、MF三平和司とFW森島康仁のゴールで2-0で勝利した。4戦連続の完封勝利を果たすと勝ち点を40に伸ばし、首位・山形と勝ち点1差の5位で前半戦を終えた。一方の北九州は4戦勝ちなし(2分2敗)と苦しい状況が続いている。

 開始直後、チャンスをつくったのは北九州だった。FW池元友樹が左サイドから仕掛けると、折り返しを受けたMF安田晃大がシュートを放つ。これはDFに阻まれた。すると同11分に大分がファーストチャンスをものにした。DF石神直哉の左CKにニアサイドへ森島が飛び込むと、これをおとりにしてファーサイドの三平が頭で叩き込んだ。三平の「石神さんがいいボールを入れてくれたので入りました。僕はヘディングが得意なのでいいところに上げてくれたので、石神さんのおかげです」と話すゴールで大分が先制に成功する。

 すると前半35分には追加点。激しい雨とスリッピーなピッチ状況が大分に味方した。北九州の最終ラインでDF小森田友明がバックパスをミスしてしまう。これをかっさらったFW西弘則が中央へ折り返すと、最後はゴール正面に走り込んだ森島がシュートを流し込んだ。2-0と差を広げた。

 なんとか追いつきたい北九州は猛攻を仕掛ける。池元が果敢にミドルシュートを狙うが枠を捉えることはできない。0-2で迎えた後半15分には、池元の左クロスにFW端戸仁とFW常盤聡が走り込むがDFにクリアされた。同40分、マイナスの左クロスから池元の放ったシュートはポスト右へ外れる。1点が遠い。

 終了間際の43分には北九州が得点機。MF木村祐志のパスからPA右へ走り込んだDF関光博がシュートを狙うがDFに弾かれた。北九州は1点が奪えず。2-0で試合は終了し、大分が4連勝を飾った。

 試合後、大分の田坂和昭監督は「少ないチャンスをみんなでものにして、しっかり守って勝ってくれた」と選手たちを労った。4戦連続の完封で今季最多の4連勝。上がり調子の大分が首位と勝ち点1差に詰め寄るという、この上ない結果で前半戦を折り返した。

TOP