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岐阜は約2か月ぶりホーム勝利、町田は最下位脱出ならず

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[6.24 J2第21節 岐阜1-0町田 長良川]

 20位FC岐阜と最下位FC町田ゼルビアの一戦は1-0でホームの岐阜が制した。岐阜は後半9分にFW佐藤洸一の4試合ぶりのゴールで先制。1-0で逃げ切った岐阜が4月15日の北九州戦(1-0)以来のホーム白星を手にした。勝ち点3を積み上げた岐阜は19位に浮上した。対する町田は、勝てば17節以来の最下位脱出となる一戦だったが、完封負けを喫し、これで10戦勝ちなし(3分7敗)となった。

 試合序盤はお互いの気持ちがぶつかりあった。前半2分、まずは岐阜がFW染矢一樹のミドルシュートで先制パンチ。これをGK修行智仁がセーブすると、今度は町田がMF庄司悦大のドリブル突破からMFコリン・マーシャルのシュートに持ち込む鮮やかなカウンターで対抗した。だがその後は徐々に試合がこう着。前半はスコアレスで折り返した。

 均衡を破ったのは岐阜。後半9分、クロスの跳ね返りをMF井上平が拾うとDF野田明弘にパス。野田はGKとDFの間に絶妙なボールを通す。するとファーサイドの佐藤が難なく右足で押し込み岐阜が先制。佐藤は今季4ゴール目。ホームでの得点は開幕戦以来となった。「半分以上ノッチ(野田)のゴールだと思うので、ノッチに感謝したい」と試合後のインタビューでは笑顔で振り返っていた。

 一方の町田は失点後の後半20分にFW平本一樹がヘディングシュートを放つが、オフサイドとなるなど決定力を欠く。ここ10試合で6度目の0封を喫した町田。リーグ折り返しの試合に敗れ、最下位で後半戦を迎えることとなった。

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