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今季初先発のレオナルドが復活2ゴール!!北九州が鳥取に逆転勝ち

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[7.1 J2第22節 鳥取1-2北九州 とりスタ]

 ギラヴァンツ北九州は敵地に乗り込みガイナーレ鳥取と対戦した。先制を許した北九州だったが、鳥取に退場者が出た影響もあって前半のうちに逆転。試合はそのまま2-1で終了し、北九州は5試合ぶりの勝ち点3を手にした。対する前節連敗を6で止めた鳥取だったが、今季2度目の連勝とはならなかった。

 先制点はあっさり決まった。前半4分、鳥取は右サイドからのCKをDF戸川健太が頭で合わせて先制。3月20日の京都戦(2-1)以来となる戸川の今季2ゴール目で幸先よく先制に成功した。だが前半29分にFW福井理人がこの日2枚目の警告を受け退場してしまうと状況は一転。北九州の反撃にあってしまう。

 すると前半33分、MF木村祐志の浮き球パスに反応し、ゴール前に抜け出したFWレオナルドが豪快にけり込み、まずは同点。同43分にはループ気味のミドルシュートを放つと、クロスバーに当たったボールはポストに当たりながらゴールラインを越えていった。レオナルドは今季初ゴールを含む2得点。怪我で出遅れたシーズンだったが、初先発の後半戦初戦できっちり結果を残してみせた。

「(今季は)怪我スタートだったので個人的にはつらかった。周りのサポートに助けられた。チームメート、家族、いろんな人に感謝したい」。青森山田高出身のレオナルド。試合後のインタビューでは流暢な日本語で感謝の言葉を口にしていた。

 一方の鳥取は先制しながらも痛い逆転負け。後半23分には北九州DF冨士祐樹が退場したため10対10での試合となったが、同点ゴールは奪うことは出来なかった。なおこの試合の後半43分からDFロイ・スミスが初出場を果たしている。スミスはコスタリカ代表歴も持つ22歳。47失点とリーグワーストの守備陣の立て直しのキーマンとして今後の活躍に期待したいところだ。

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