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山形、宮沢が古巣とサポに“恩返し弾”

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[3.21 J1第3節 山形1-1浦和 NDスタ]

 モンテディオ山形はMF宮沢克行が古巣・浦和からゴールを奪って、貴重な勝ち点1をつかんだ。

 前半30分に先制され、相手に押し込まれる時間が続いたが、後半13分にFW古橋のFKを左足で押し込み1-1の同点にした。

 今季初のホームゲーム。1分け1敗とまだ勝ち星がないだけに、何とか勝利がほしかった。ただ、昨季2敗の浦和に追い付いて勝ち点1をとったことは大きい。

 21日の日刊スポーツによると、宮沢は「うれしいですよね。うちは同点に追いつくだけでも、すごい収穫だと思います。自信を持っていい勝ち点1です」と振り返っている。

 ちなみに山形は昨年11月にチームカラーの青と白の配色でデザインされたゴールネットをサポーター有志からプレゼントされているが、主将の宮沢がそのネットをチームで初めて揺らした。この日の1発は、古巣とサポーターへの恩返し弾となった。

(文 近藤安弘)

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