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大宮は2選手退場で3連敗。駆け付けた塚本に勝利を贈れず

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[3.28 J1第4節 大宮0-2F東京 NACK]

 大宮アルディージャは2節から3連敗となった。前半9分にMFアン・ヨンハが1発レッドで退場すると、前半45分にはDFマトが2回目の警告を受けて9人に。その後はF東京に攻め込まれながら何とか体を張って守ろうとしたが、2失点を喫した。

 この日は右大腿骨骨肉腫の手術を受けたDF塚本泰史がスタジアムを訪れ、イレブンを応援した。試合前にはオーロラビジョンに塚本の姿が映し出され、サポーターや選手たちは勝利を目指してさらに団結したが、開幕・C大阪戦(手術前の塚本が来場し応援)のように、塚本に勝利を贈ることはできなかった。

 大宮によると、張外龍監督は「ホームで連敗してしまったことをサポーターの皆さんに申しわけなく思います。ただ、こういう試合もあるということです。フィールドの選手たちは8人でよくカバーしあいながらよくやってくれました。それ以上言うことはありません」と振り返った。

 DF深谷友基は「この3連敗という悪い流れを、まずすぐ次のヤマザキナビスコカップで断ち切って、またJリーグに良い入り方をしたいと思います。次の試合は勝ちにこだわって(サポーターに)早く勝利をプレゼントしたいと思います」と次を見据えていた。

(文 近藤安弘)

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