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鹿島今季初黒星、仙台が王者撃破

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[4.4 J1第5節 仙台 2-1 鹿島 宮城ス]

 今季J1へ復帰したベガルタ仙台が今季公式戦無敗の暫定首位・鹿島アントラーズに初黒星をつけた。

 仙台は試合開始直後、北朝鮮代表MF梁勇基がクロスバー直撃のミドルシュート。DFのクリアミスを拾ったFWフェルナンジーニョが右足で先制ゴールを挙げる。15分に鹿島FWマルキーニョスがひじ打ちにより一発レッドで退場し、数的優位に立った仙台は後半16分にも梁のラストパスを受けたフェルナンーニョが右足で加点し2-0とした。鹿島は後半32分にFW興梠慎三が1点を返したが、あと1点が奪えなかった。

 鹿島公式サイトによると、仙台の手倉森誠監督は「王者相手に集中を切らさず、ダイナミックなサッカーをやろうと思っていた。先制点を取れたことが大きかった」。一方の鹿島・オズワルド・オリヴェイラ監督は「負けた時は色々と原因を探したくなるものだが、1試合負けただけでは大きな要因と言うものはない。仙台に関しては、昨シーズンから試合を見たり、情報を集めていた。非常に組織的でコンパクトなサッカーをしていると思う」と語った。

(文 吉田太郎)

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