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7年ぶりJ1の仙台、暫定3位へ浮上

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[4.4 J1第5節 仙台 2-1 鹿島 宮城ス]

 昨季J2優勝のベガルタ仙台がJ1で4連覇を狙う鹿島アントラーズを撃破した。試合開始直後にFWフェルナンジーニョのゴールで先制すると、後半26分にもフェルナンジーニョが追加点。相手の追撃を1点に封じ、2-1で逃げ切った。

 前半15分に鹿島FWマルキーニョスがレッドカードを提示されて一発退場。10人の相手に対してセカンドボールの攻防戦で優位に立ち、フェルナンジーニョが決定力の高さを見せた。それでも2-0から終盤に追撃された。仙台公式サイトによると、手倉森誠監督は「1人でも自由にするとああいう1失点を食らってしまうくらい、鹿島は1人少なくても強いチームだということが分かりました」。
 ただし、2-1で勝ちきったことは事実。指揮官は「数的優位を生かして2点目を取れてしっかり勝てたことは、選手の力になっているのではないかと思います。チャンピオンに勝った誇りを持って、次からのリーグ戦に挑んでいきたいという話を選手ともしました」。これでチームは3勝1分1敗で暫定3位へ浮上。7年ぶりのJ1でインパクト十分の開幕ダッシュに成功した。

(文 吉田太郎)

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