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清水vs仙台 試合後の選手コメント

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[4.11 J1第6節 清水5-1仙台 アウスタ]

 清水エスパルスベガルタ仙台の一戦は、清水がヨンセン、藤本、永井らのゴールで5得点を奪い、5-1で快勝した。

 仙台はG大阪、鹿島とジャイアント・キリングを続けていたが、集中力を切らして失点を重ねた。

以下、クラブが発表した試合後のコメント

<清水>
●DF平岡康裕
 「ロングボールの起点を作らせないように心掛けた。前半は、ディフェンスラインの裏へ出るボールに対しての連係ミスがあったが、我慢強く守れた。大量得点は良かったが、最後の失点はなくさないといけない。J1リーグ初ゴールは、フリーだったので、叩きつける感じで撃った。ゴールした瞬間は見ていないが、いいコースだと思った。アウスタで点を取ることができて良かった。プロ6年目にして、ようやく友達や家族の前で決めることができて嬉しい」

●MF本田拓也
 「ここまで負けていないので、プレッシャーもあったが、今日の結果に満足している。今年からリスタートを速くするように言われていて、その結果、点が取れている。今日は、フローデ(ヨンセン)が先制点を取ってくれた。リーグ最少失点は、自信を持っていいと思う。個人としては、守りとつなぎの部分でチームのリズムを崩さないように意識してやれた。広いスペースでやれて、やりがいがあるし、楽しんでプレーできる。自分が前線に上がれば、相手も警戒してくると思うので、試合中に1回、2回とやっていきたい」

●FW永井雄一郎
 「前半に決めるところで決めてくれてよかった。後半途中から出場し、監督からは右に入って思い切りやって、追加点を狙っていけと言われた。ヒラ(平岡)が裏に、クリア気味のいいボールを出してくれた。キーパーとディフェンスが中途半端に飛び出していたので、必死に追いかけたら追いついた。やっとゴールを決めることが出来てホッとしたし、素直に嬉しい。ただ、最終的にリーグ戦が終わった時点で、どこにいるかだと思う。リーグ戦、ナビスコカップ関係なく、一試合一試合、勝つことだけを考えてやっていきたい」

●MF兵働昭弘
 「(前節の)マリノス戦では2-0で勝っている状態で、後半守りに入ってしまったので、同じ状況にならないようにしようと考えていた。今日の試合は前線から走って、先に点を取れれば、試合を決めることができると思っていた。(自分が蹴った)CKからのゴールは、平岡の素晴らしいゴールだったと思う。昨季の終盤、首位に立ったときは「残り5試合」ということと、「優勝」ということを意識し過ぎてしまった。今年はまだ序盤。自分たちのやるべきことがしっかりと整理されて戦えている」

<仙台>
手倉森誠監督
 「試合の入り方として、前半に集中力を欠いたところの隙を突かれて、簡単に2失点してしまいました。あの失点のシーンのところだけが悔やまれます。0-2で折り返したときに、次の1点がキーになると思いましたが、3点目を取られてチームが切れだして、チームのコントロール力が効かなくなりました。それでも、一矢報いたいということで最後まで戦ってくれたので、現実として1-5と完敗したことは、ここまでのリーグの序盤でなかったことですから、これも何かの、我々に対し糧にすべきものがあるということだろうととらえます」

―守備の修正に力を入れていあたが、5失点でした。
 「力を入れたからこそ、5失点はショックです。力を入れてトレーニングしてきたからこそ、前半の2失点はショックでした。アウェイに来て、清水の攻撃力を持ってすれば、1失点は覚悟していたのですが、5失点したので、「もっとトレーニングをやれ」ということですね」

―試合後、選手にどのような言葉をかけましたか。
「まず、前半は一進一退のゲームをしたけれど0-2で、3点目を取られて0-3になって、そして5点取られたのは現実です。ただし、私の指導経験の中で、トリニータにいたときに神戸にシュート8本で8-0で勝ったことがあります。打って入れば点差は開きますし、打って取らなければまた点差は開くこともあるし、そんなゲームもある、それがサッカーだ、という話をしました」

以上

(文 近藤安弘)

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