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仙台は0-2から悪夢・・・3試合連続で先制も11戦白星なし

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[8.1 J1第16節 川崎F3-2仙台 等々力]
 ベガルタ仙台が負のスパイラルから抜け出せない。前半24分にMF関口訓充が決めて3試合連続で先制点を奪ったうえ、3分後にはFWフェルナンジーニョのゴールで早い時間に2-0としたが、大逆転負けとなった。
 運動量、組織的守備で川崎Fを苦しめたが、後半、エンジンが掛かった川崎FのFW陣と中村憲剛を止めきれない。憲剛には簡単にゲームメークさせ、2アシストを許した。そしてエースのジュニーニョやレナチーニョのドリブルにも苦しんだ。タレントの差といえば仕方のない面もあるが、2点先行しただけに悔やまれる。
 降格圏内の16位と苦しい位置にいる。仙台によると、手倉森誠監督は「前半の終わり間際に1失点してしまったのは、少し我々の前半の終わり方が悪かったと思います」と集中力を欠いたことを悔やんだ。
 そして、「我々が点を取れば、フロンターレの攻撃は目が覚めてきます。アウェイなのでそういったことも覚悟しながら戦って、次の1点というところを我々は外して、フロンターレはしぶとく決めました。優勝戦線にとどまろうとするフロンターレの意地が我々に勝ったゲームでした」と強豪の意地に脱帽していた。
(文 近藤安弘)

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