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山形、北村が川口からゴールを奪い4戦ぶり白星

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[8.7 J1第17節 山形1-0磐田 NDスタ]

 モンテディオ山形が磐田を1-0で下し、4試合ぶりに勝ち点3をつかんだ。山形にとっては6月のナビスコ杯で0-5大敗した相手で、リベンジに燃えていたが、MF北村知隆とGK清水健太が奮闘した。

 後半1分、左サイドでMF増田誓志→MF宮沢克行とつなぎ、クロスを入れる。これに北村がファーで合わせて貴重な決勝弾をもぎとった。その後はGK清水を中心に守備陣が奮闘。山形お得意の粘り強さを発揮し、逃げ切りに成功した。

 この日の磐田の守護神は、怪我から復帰し、今季初先発した日本代表GK川口能活だった。偉大な守護神の復帰戦で、気合十分だった本人&磐田イレブンを返り討ちにした形。スポーツニッポンによると北村は「ナビスコで悔しい思いをした。リベンジできた」と喜んでいたという。

 順位も暫定11位と、戦力面を考えるとまずまずの位置で前半を折り返すことになった。それでも、山形によると小林伸二監督は「後半は立ち上がりいいタイミングでワンチャンスをものにできたのはよかったんですけど、そのあと、急ぎ過ぎてカウンターばっかりでリズムを崩してしまったというところがあったので、もう少しいい守備をして、自分たちでボールを回すこともあれば、最後はあそこまで慌てなくてよかったのではないかなと思います」と課題ばかりを口にしてた。

(文 近藤安弘)

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