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李天秀が移籍後初ゴール含む2得点1アシストの大暴れ

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[9.5 天皇杯2回戦 大宮4-1カマタマーレ讃岐 NACK]

 大宮アルディージャはFW李天秀の来日初ゴールを含む2得点の活躍でカマタマーレ讃岐に4-1で快勝した。

 中断期間に獲得した新助っ人に待望の初ゴールが生まれた。前半13分、ドリブル突破から自らシュートを狙い、先制点を決めると、同26分にMF金澤慎のゴールをアシスト。同39分には自身2点目を奪い、前半だけで3-0と試合の流れを決定付けた。

 8月15日の磐田戦で先発デビュー後、リーグ戦4試合連続先発中の李天秀だが、ここまでノーゴールと結果を残せていなかった。チームもその間、4試合でわずか2得点。最近2試合は仙台、C大阪相手に2試合連続の無得点に終わり、降格圏内の16位に転落するなど厳しい状況だった。

 大宮によると李天秀は「攻撃の選手としてゴールを決めるのは当たり前で、そのために今まで多くの努力もしてきた。そして、自分が思い描いていた通りのゴールが決められた」と移籍後初得点を喜びながらも「僕の目標はあくまでもリーグ戦で得点することなので、今日のゴールが次節へとつながる、いいきっかけになればと思っています」とコメント。リーグ戦での巻き返しへ元韓国代表FWにかかる期待が高まる中、この日の2発は大きな意味を持ってきそうだ。

(文 片岡涼)

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