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4試合で1得点の山形、悪夢の3連敗

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[9.19 J1第23節 仙台2-0山形 宮城ス]

 モンテディオ山形は2試合連続の無得点で3連敗を喫した。MF秋葉勝、DF宮本卓也という主力2人が故障離脱中。この日は両ひざ痛を抱えるMF古橋達弥が3試合ぶりに先発したが、立ち上がりから仙台に主導権を握られた。

 0-1の後半21分、古橋に代えてMF太田徹郎を投入。2失点目を喫した直後の同32分にはFW宮沢克行に代えてFW長谷川悠を投入し、前線の枚数を増やして反撃を狙ったが、同38分の長谷川のヘディングシュートはゴール上へ。同44分、DF石川竜也の左クロスのこぼれ球を狙ったMF増田誓志のシュートも大きく枠を外れた。

 これで4試合勝利がなく(1分3敗)、その間の得点はわずかに1。クラブによると、小林伸二監督は「(長谷川を投入してから)2トップで1点取れるようなコンビネーションができなかったので、少しストレスがかかった状態で終わるようなゲームになってしまったと」とコメント。もともと粘り強い守備で勝ち点を積み上げてきたチームとはいえ、深刻な得点力不足に苦しんでいる。

(文 西山紘平)

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