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[被災地に希望を ベガルタ戦士の誓い]vol.14_DF原田圭輔

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 東日本大震災による被害を受けたベガルタ仙台は4日から千葉・市原市内でキャンプをスタートさせた。ゲキサカでは今回、仙台イレブンの想いを取材。第14回は筑波大から今季新加入したDF原田圭輔です。プロ1年目ながら左SBとして存在感を見せているルーキーは1日も早くプロデビューを果たし、チームの勝利に貢献することを誓った。

以下、一問一答

―地震があったときはどこにいた?
「友達とお店でご飯を食べていて、帰ろうとしたときに揺れが来ました。とにかくずっと机の下にもぐって……。店の中の物が落ちてきたり、ガラスが割れたり、大変なことになっていました」

―札幌にいる家族からも心配されたのでは?
「いろんな人から電話が来ていたみたいだけど、電話もメールも全然通じなくて……。次の日から少しずつ来るようになりました」

―地震のあとはどうしていた?
「3日間、仙台にいて、チームが解散したので、そのあとは札幌の実家に帰っていました」

―ルーキーとして加入してすぐに今回の震災があった。
「いろんな人がいろんなところでつらい思いをしていると思う。今はサッカーができることに対して、いろんな人に感謝しています。ベガルタが勝ち続けられるように、少しでも貢献できればと思っています」

―1年目の今季、サポーターにどんなプレーを見せていきたい?
「ベガルタが勝つことが仙台の人たちにとって、いいニュースになると思うし、試合に出て、勝利に貢献するプレーを見せていきたいと思います」

(取材・文 西山紘平)

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