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今季J参入の鳥取は初のホームゲームで勝ち点獲得

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[4.30 J2第9節 鳥取0-0富山 とりスタ]

 今季J2へ参入したガイナーレ鳥取はリーグ戦3試合目でようやくホームゲームを迎え、カターレ富山と0-0で引き分けた。本拠地初陣を白星で飾ることはできなかったが、勝ち点1を手に入れた。

 前半18分、左クロスにDF加藤秀典が頭で合わせたが、クロスバー上方へ外れた。その後はFW鶴見聡貴が幾度もミドルシュートを狙っていくが、ゴールネットを揺らすことはできない。前半30分過ぎには、雷雨により試合が約30分間中断するアクシデントに見舞われた。しかし、その後も白星を勝ち取ろうと果敢に仕掛けていった。

 スコアレスで迎えた後半には、FW美尾敦がスルーパスに抜け出して決定機をつくるが、シュートまで持ち込めない。同25分にはPA内左から鶴見がシュートを狙ったが、ポストを叩いた。その後は攻め込まれる時間もあったが、前節で33歳でのJデビューを飾ったGK井上敦史を中心に耐え切り、スコアレスドローで終了した。

 試合後のテレビインタビューで鳥取の松田岳夫監督は「勝ち点3を取りたい気持ちはあったが、中断があったり、なかなかリズムをつかみづらい中で、今日も本当によく頑張ってくれた」と選手たちをねぎらっていた。

(文 片岡涼)

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