beacon

山形は過去負けなしの磐田にまさかの4失点大敗

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.7 J1第10節 磐田4-0山形 ヤマハ]

 首位撃破の勢いも開始早々の失点で崩れた。前節、柏の連勝を3でストップし、今季初勝利を挙げたモンテディオ山形だったが、過去3勝1分と相性のよかった磐田に0-4の完敗を喫した。

 開始2分に出はなをくじかれた。FW前田遼一に先制点を許し、いきなりビハインドの展開となると、前半12分にはDF前田和哉がPA内でMF山田大記を倒し、PKを献上。前田のキックは一度はGK植草裕樹が弾いたが、こぼれ球をFW山崎亮平に押し込まれた。

「入りが悪かったと言わざる得ない。狙っているものを出す前に失点をくらってしまった」。小林伸二監督が振り返った通り、立ち上がりの2失点でリズムを失った。その後も失点を重ね、今季最多の4失点。今季通算10失点は、5連敗で最下位の福岡と同じリーグワーストタイの数字だ。

 後半28分にはFW長谷川悠の右クロスに途中出場のMF伊東俊が合わせるが、シュートはGKの正面。同43分、右CKに合わせたDF園田拓也のヘディングもゴール上に浮いた。反撃らしい反撃も見せられず、大敗。クラブによると、小林監督は「大宮のゲームに早く切り替えてやっていきたい」と話し、14日の大宮戦、22日の仙台戦と続くホームゲームでの巻き返しを誓った。

(文 西山紘平)

TOP