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大分が1点を守りきりホーム初白星!!敗れた栃木は2位後退

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[5.15 J2第12節 大分1-0栃木 大銀ド]

 大分トリニータ栃木SCを1-0で下し、開幕戦以来の白星を獲得した。敗れた栃木は、今季6試合目にして初黒星。首位から2位へ後退した。

 前半25分、カウンターのチャンスにDF池田達哉、FW森島康仁、MF西弘則とつなぐと最後はMFチェ・ジョンハンがPA手前から右足でミドルシュートを決めた。その後も大分がチャンスを演出。前半43分には、またもチェがシュートを放ったが、クロスバーを叩いた。1点のリードで迎えた後半21分には、今季F東京から期限付き移籍してきた18歳のMF幸野志有人が出場してJデビュー。終盤には栃木に押し込まれる時間が続いたが、なんとか1点を守りきった。ホームで初の勝利を飾り、勝ち点3を手に入れた。

 試合後のテレビインタビューで決勝点を決めたチェは「次の試合でもゴールを決めて、連勝をめざしていきたいです」と意気込んだ。

 一方、敗れた栃木はこの日は1点が遠かった。前節は出場停止だったMFパウリーニョが先発に戻ってきたが、なかなかチャンスに絡めず。1点を追う終了間際には、ようやく反撃の姿勢をみせたが、後半29分のFWリカルド・ロボのシュートはGKに阻まれた。同36分にはDF西澤代志也の右クロスにMF河原和寿が頭から飛び込むが、わずかに合わなかった。これまでの5試合では平均2点以上を取っていた攻撃陣が沈黙。初黒星を喫した。

(文 片岡涼)

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