beacon

ホーム無敗の鳥栖が札幌下し、3位に浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.22 J2第13節 鳥栖1-0札幌 ベアスタ]

 サガン鳥栖がコンサドーレ札幌に1-0で勝利し、6位から3位へ浮上を果たした。今節の勝利でホームでは東京V戦(3-1)、大分戦(2-1)に続く3連勝。敵地で行った前節の湘南戦(0-1)で開幕戦以来、5試合ぶりの黒星を喫していたが、今季負けのないホームで白星を勝ち取り、連敗は免れた。

 試合後のテレビインタビューで決勝点を決めたMF金民友は「ホームでは絶対に負けないことをこれからも続けていきたい」と胸を張った。

 前節の4-4-2システムから布陣を4-1-4-1へ変更。MF岡本知剛がアンカーを務め、FW豊田陽平が1トップを務めた。前半12分、MF早坂良太のミドルシュートは相手DFに当たるも、こぼれを拾った金がPA内へ持ち込み、左足を一閃。早い時間に先制点を決めた。

 その後も、初先発を果たした鹿屋体育大からの特別指定選手であるMF岡田翔平が奮闘。同18分にはロングフィードに抜け出してシュートを放つが、枠を外れた。後半18分には岡田に代わって、FW野田隆之介が出場。攻撃の手を緩めることなく攻め込んでいく。守備陣も攻撃陣の奮闘に応え、試合を通じて札幌のシュートをわずか3本に抑えて、そのまま1-0で勝利した。

 一方、敗れた札幌は前節の鳥取戦(2-0)に続く連勝は飾れなかった。1点を追う後半10分にはDFチアゴを1トップで起用して、パワープレーに出たが1点が奪えなかった。

(文 片岡涼)

TOP