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富山は19歳MF森のプロ初ゴールで先制も、熊本に追いつかれドロー

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[6.4 J2第15節 富山1-1熊本 富山]

 カターレ富山は今季初先発の19歳MF森泰次郎のプロ初ゴールで先制するも、ロアッソ熊本に追いつかれ、1-1で引き分けた。勝ちきることはできなかったが、連敗を2でストップした。

 前半28分、MF大西容平の右CKをニアサイドで相手DFが頭でクリア。ゴール正面でこぼれを拾った森が右足で狙ったグラウンダーのシュートは「打った瞬間入ったなと思った」と森が振り返ったように、きれいにゴール左へ決まった。この1点を守りきりたいところだったが後半32分に失点。その後、FW苔口卓也らが果敢に仕掛けていくも、再びリードを奪うことはできずに試合を終えた。

 プロ初ゴールを決めた森だったが試合後のテレビインタビューでは「2連敗しているなかで、また勝てなくて申し訳なかったです」と開口一番に反省の弁を述べた。それでも、得点シーンに話が及ぶと「親とかも見に来てくれている中で決めることができて良かった」とホッとした表情をみせた。

 一方、首位と勝ち点4差の勝ち点15で6位につけている熊本は、勝てば2位浮上の可能性もあったが、勝利はならなかった。FW長沢駿が高さを活かして幾度もゴール前に攻め込んだが、なかなかシュートに持ち込めず。後半32分には、DF市村篤司の右クロスをDFがクリア。ファーサイドでこぼれを拾ったDF片山奨典がワントラップから左足を一閃。1点を返すにとどまり、連勝することはできなかった。

(文 片岡涼)

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