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大宮は終了間際のゴールでドロー、青木がJ初ゴールを含む2発

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[6.18 J1第16節 名古屋2-2大宮 瑞穂陸]

 大宮アルディージャは終了間際の劇的ゴールで名古屋に追いつき、2-2で引き分けた。MF青木拓矢が自身J初ゴールを含む2得点の活躍をみせ、チームを勝利に導いた。

 U-22日本代表に招集されているためMF東慶悟が不在。さらに今節からはU-22韓国代表DF金英權も欠場となった。攻守に渡って、主力を欠いた一戦で奮闘をみせたのが、普段のボランチではなく2列目の右サイドで先発した青木だった。

 2点のビハインドで迎えた後半12分、DF村上和弘が左サイドからドリブル突破を仕掛ける。DF田中隼磨を突き放してクロスを上げると、GK楢崎正剛がこぼしたボールに青木が左足でつめて、まずは1点を返した。

 そして後半ロスタイム3分、相手陣内でDFのバックパスをかっさらったFW李天秀が右クロス。これを中央のFW石原直樹がスルーして、最後は青木が左足でゴール右隅へ決めてみせた。青木のこの日2点目のゴールが劇的な同点弾となり、2-2の引き分けに持ち込んだ。

 前節は川崎Fに0-5の大敗。立て直しを狙った一戦で意地の勝ち点1を手に入れた。試合後、大宮によると青木は「点を取れたことはすごくうれしいです。去年もチャンスはありながら外してしまっていた場面も多かったので、今日は決めることができて本当によかったと思います」と、チームに勝ち点をもたらす自身J初ゴールを喜んだ。

(文 片岡涼)

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