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未勝利続く福岡は10敗目……

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[6・18 J1第16節 福岡0-2柏 レベスタ]

 前節(15日)の神戸戦を0-0で引き分け、開幕からの連敗を9でストップしたアビスパ福岡だったが、初勝利は次節以降へ持ち越しとなった。

 今季4連敗中のホームに首位・柏を迎えたこの日、序盤押し気味に試合を進めていたのは福岡の方だった。前節同様、FW重松健太郎ら前線からの厳しい守備でボールを奪い、すかさずカウンターからゴールへと迫る。試合後のインタビューで篠田善之監督も「入りはスゴクよかった」と振り返る好内容。重松やFW城後寿が積極的にシュートを放つなど、3試合ぶりとなるゴール、そして今季初勝利を目指していった。

 だが、前半39分、逆に一瞬の隙を突かれてカウンター攻撃から先制点を献上。ホームで絶対に負けられない福岡は後半4分には重松の無回転FKがゴールを捉え、17分にはMF田中佑昌のヘディングシュートのこぼれ球に反応した重松が決定的な右足シュートを放つ。だがこれがゴールから外れると、その後もゴールを奪うことができず。0-2で早くも10敗目を喫してしまった。

 篠田監督は「一瞬の隙を突かれたことは改善しなければいけない。ゴール前の精度、崩しのところは物足りなかった。攻守においていろいろな部分を見直していく」。早く1勝のほしい福岡。次節(22日)はアウェーで16位浦和と対戦する。

(文 吉田太郎)

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