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山形は2発決められ連敗、3戦連発中の大久保も不発

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[6.26 J1第18節 山形0-2横浜FM NDスタ]

 モンテディオ山形は横浜FMに0-2で敗れ、前節の広島戦(2-3)に続く連敗を喫した。過密日程の5連戦を1勝4敗で終え、順位も降格圏の17位のまま低迷している。

 なんとか勝利を手に入れようと、3戦連発中のFW大久保哲哉が積極的にゴールを狙った。前半37分には、MF廣瀬智靖の右クロスから大久保がシュートを狙ったがクロスバー上方へ外れた。また前節でJ初ゴールを決めたMF太田徹郎も奮闘。同39分には枠内へミドルシュートを放ったがGKに止められた。しかしゴールが奪えずに同44分、右サイドを崩されてクロスを許すと、最後は日本代表DF栗原勇蔵に先制点を奪われた。

 1点ビハインドで迎えた後半、大久保と太田らを中心に変わらず果敢に攻め込んだ。後半14分、右サイドに展開した大久保が中央へ折り返し、最後は太田がシュートを放ったが枠を外れた。枠内へシュートを飛ばすことができない。同34分にはクロスに飛び込んだDF石井秀典がヘディングシュートを狙ったがサイドネットに外れた。そして終了間際のロスタイム4分に、またも失点。0-2での敗戦となってしまった。

 試合後のテレビインタビューで小林伸二監督は「よく凌いだと思う。それでもちょっとしたところで、集中していないとやられてしまう。いくつかのチャンスをもらったし、ピンチも防いだが失点が残念」と話していた。

(文 片岡涼)

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