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大分が森島&三平弾で鳥取下し、6戦ぶり勝利

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[6.27 J2第18節 大分2-1鳥取 大銀ド]

 大分トリニータがFW森島康仁とMF三平和司のゴールでガイナーレ鳥取に2-1で勝利した。6戦ぶりの白星を手に入れ、18位から15位へ浮上を果たした。

 勝利の立役者となったのは、後半20分から8試合ぶりに出場を果たした三平だった。1-1で迎えた後半43分、MF長谷川博一の右CKに頭で合わせた。これが決勝点となり、大分は勝利した。試合後のテレビインタビューで三平は喜びを爆発。「試合自体が久しぶりだった。とにかくサポーターの皆さんに勝利が届くよう頑張りました」と笑顔で話した。

 この日の大分はFWチェ・ジョンハンが出場停止。システムを前節の4-4-2から3-4-3へ変更して試合に臨んだ。後半11分に相手陣内でボールを奪った森島が右サイドからドリブル突破。切り返しからPA内へ入り込むと右足を振りぬき、先制点を決めた。しかし同24分、PA内でMF小井手翔太をDF安川有が倒してしまい、PKを献上。これをFW実信憲明に決められて、同点に追いつかれた。それでも諦めず攻め込むと、終了間際に三平が決勝点を決めた。

 クラブによると今季5点目を決めた森島は「久々にサポーターと喜びを分かち合えて最高の気分。次もすぐ試合なので連勝したい。ゴールは前から守備をするということをいつも考えているし、基本的に僕もそういったプレーが得意なので、相手のミスを得点に結びつけることができた」とコメント。三平は「セットプレーからのゴールはあまり経験がなかったが、長谷川選手とは公私にわたって付き合いがあるのでお互いに良い感覚で得点に結び付けられた」とゴールを振り返った。

(文 片岡涼)

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