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熊本と鳥栖の九州ダービーはドロー

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[7.2 J2第2節 熊本0-0鳥栖 熊本]

 ロアッソ熊本サガン鳥栖の“九州ダービー”はスコアレスドローに終わった。熊本の連勝は2でストップ。鳥栖は前節の栃木戦(1-2)に続く連敗を免れた。

 試合の主導権を握ったのは鳥栖だった。立ち上がりからチャンスをつくる。前半25分、右クロスに2戦連発中のFW野田隆之介が頭で合わせたがGKに止められた。同32分にはMF金民友からのパスを受け、野田がミドルシュートを狙ったがクロスバー上方へ外れた。1点を奪えずに前半を折り返した。

 後半に入ると、3試合ぶりの先発出場を果たしたFW豊田陽平が奮闘。後半12分、MF早坂良太の右クロスに合わせてシュートを放つが、枠を外れた。同20分にはMF永田亮太のパスを受けた豊田がPA内左からシュートを狙ったが、サイドネットへ外れていった。同34分には、中盤で激しくボールを奪い合ったDF磯崎敬太がこの日2枚目の警告を受けて退場。数的不利な戦いを強いられた。それでも無失点のまま耐え切り、0-0で試合を終えた。

 互いに上位進出を目指す両チームの対戦は痛み分け。クラブによると、鳥栖の尹晶煥監督は試合後「まず過密日程の中、3連戦の最後の試合というところで、選手たちは疲労がたまっている中でのゲーム。最後退場者が出て苦しい時間帯もあったが、最後までしっかり集中して戦ってくれた選手に感謝している」と、10人で勝ち点1を手にした選手たちをねぎらった。

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