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仙台は鹿島に完敗、3戦連続無得点で5戦勝ちなし

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[7.17 J1第5節 鹿島3-0仙台 カシマ]

 ベガルタ仙台は鹿島に0-3の完敗を喫した。これで今季初黒星となった6月26日の清水戦(0-1)から5戦勝ちなし(2分3敗)と苦しい状況。さらに3戦連続無得点と得点力不足を露呈している。

 試合後のテレビインタビューで手倉森誠監督は「きょうは完敗だと認めようと選手たちにも話をしました」とサバサバとした表情をみせた。謹慎処分を受け、ベンチスタートが続いていたMF関口訓充が6戦ぶりの先発出場。FW柳沢敦が古巣戦で2試合ぶりの先発スタートを飾った。しかし、前半は見せ場をつくることができず。シュートはわずか1本に終わった。

 前半13分に今季初めてセットプレーからの失点を喫すると、同18分にも失点。0-2と一気に2点差に突き放された。「セットプレーからの失点が今季はなかった。そこを継続していこうと話していたが。初めてセットプレーでやられた部分で引きずって2失点目までいってしまった」。試合後、指揮官は前半の2失点を悔やんだ。

 後半にはようやく攻撃の形をつくりはじめ、後半3分には関口の左クロスにMF角田誠が飛び込み、ヘディングシュートを放つが枠を外れた。同13分、関口のスルーパスに右サイドを抜け出したMF梁勇基がゴールライン際から渾身のクロス。柳沢がPA内正面からダイレクトで放ったシュートは大きくクロスバー上方へ外れた。結局ゴールが奪えずに時間が過ぎると同24分に3度目の失点。ダメ押しのゴールを奪われた。結局、0-3で試合は終了。完敗を喫してしまった。

 これで5戦勝ちなしとなったが、手倉森監督は「これで前半戦はひと段落つくので、ここから切り替えて、次に鹿島とやるときは負けないように」と前を向いた。まずは勝利のない5試合でわずか1ゴールの得点力不足を解消したい。

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