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裏天王山は山形が制す!!福岡下して7戦ぶり勝利

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[7.24 J1第6節 福岡0-2山形 レベスタ]

 モンテディオ山形は福岡に2-0で勝利し、7戦ぶりの勝利を手にした。17位の山形にとって最下位・福岡との戦いは絶対に落とせない試合となったが、しっかりと勝ちきり、今季初のアウェー白星を手に入れた。

 立ち上がりから山形がチャンスをつくった。前半9分、スルーパスに右サイドを抜け出したMF宮崎光平がシュートを放つがポスト左へ外れた。同11分にはMF太田徹郎の横パスからFW大久保哲哉が右足シュート。古巣戦に燃える大久保が狙ったシュートは枠を外れた。

 シュートの精度を欠き、1点が奪えなかったが前半30分、PA手前右で大久保が競り合いからボールを落とし、拾ったMF秋葉勝が左足でシュートを決めた。秋葉の今季初ゴールで先制に成功した。

 後半に入っても山形の勢いは衰えない。後半27分、DF石川竜也の右CKに途中出場のFW長谷川悠が頭で合わせて追加点を奪った。4戦ぶりの先発となったMF佐藤健太郎も中盤で奮闘。相手ボールをかっさらい、幾度も前線にボールをつなげた。2点のリードのまま逃げ切った山形が2-0で勝利。アウェーの地では今季初となる白星を手に入れた。

 試合後のテレビインタビューで先制点を決めた秋葉は「勝ちがなかったので勝てて良かった。これをきっかけに上がっていきたい」とコメント。小林伸二監督は久しぶりの勝利にも「全体としてイージーミスが多かった」と厳しい表情を見せながらも、「(失点を)ゼロで抑えられたことは良かった。このゲームが後半戦1発目なので、次の新潟戦につなげたい」と次節へ向けて意気込んだ。

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