beacon

山崎が移籍後初先発も…山形は今季11度目の無得点で敗戦

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.30 J1第19節 山形0-1新潟 NDスタ]

 モンテディオ山形は広島から期限付きで加入したFW山崎雅人が2トップの一角で移籍後初出場初先発を果たしたが、今季11度目の無得点で零封負けに終わった。

 “裏天王山”となった前節の福岡戦に2-0で勝ち、7試合ぶりの勝ち点3を手にした山形だったが、その勢いは続かなかった。27日のナビスコ杯・浦和戦は1-2の敗戦。ナビスコ杯のなかった新潟の中6日に対し中2日という日程面の不利も影響し、立ち上がりから新潟に押し込まれた。

 クロスバーに救われる場面もあり、何とか0-0で前半を折り返したが、後半17分に先制点を許すと、その後の反撃も得点にはつながらず。後半25分、右クロスに合わせたMF秋葉勝のシュートは枠を外れ、同40分には途中出場のFW長谷川悠が決定機を迎えたが、渾身のシュートはGKの好セーブに阻まれた。

 降格圏の17位に低迷している山形の悩みは深刻な得点力不足だ。今季19試合で13得点は最下位・福岡と並んでリーグワーストタイ。19試合のうち11試合が無得点に終わっている。多数の故障者を抱える苦しい事情もある。この日もMF宮崎光平が離脱した影響でMF川島大地がリーグ戦初先発を果たした。新戦力の山崎には救世主としての活躍が期待されたが、シュート0本のまま後半33分に交代。加入直後で新チームにフィットすることはできなかった。

TOP