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千葉がファン・ゲッセルの来日初G&青木の今季初Gで岐阜に勝利、暫定2位浮上

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[8.13 J2第24節 岐阜0-2千葉 長良川]

 ジェフユナイテッド千葉FC岐阜に2-0で勝利した。同時刻に行われた試合で2位・栃木が敗れたため、4位から暫定2位へ浮上した。一方、敗れた岐阜は6戦連続の無得点で今季2度目の6連敗を喫してしまった。

 千葉は前節の横浜FC戦(1-1)で負傷交代したため、FWオーロイが欠場。FW久保裕一がワントップを務め、2列目には右からMF林丈統、MF米倉恒貴、FW深井正樹が並んだ。

 試合が動いたのは後半だった。後半5分、PA外右からのFKを深井が左足で蹴りこむと、ファーサイドから飛び込んだMFファン・ゲッセルがヘディングシュート。ファン・ゲッセルの来日初ゴールで千葉が先制に成功した。

 さらに後半23分、「前線からプレスをかけるように言われていた」と後半開始と同時に投入されたFW青木孝太が結果を残した。相手陣内でボールを保持したMF橋本卓がGKへバックパスをしようと、背を向けた瞬間。青木が後ろから果敢にボールを奪い、ドリブル突破。PA内左でGKとの1対1から冷静に左足シュートを決めた。青木の今季初ゴールが決勝点となり、千葉が2-0で勝利。2戦ぶりの白星を手に入れた。

 試合後のテレビインタビューで青木は「ゴールするまで大分時間がかかった。みんなに俺はジェフの選手として頑張っていくぞというのを見せたかった」と笑顔をみせた。

 一方、敗れた岐阜は立ち上がりこそチャンスをつくったが、この日も1点が奪えなかった。前半25分にはMF押谷祐樹がPA内左からシュートを放つが、GK岡本昌弘の好セーブに阻まれる。こぼれにFW西川優大がつめたが、またもや岡本に弾かれた。同42分にはMF染矢一樹の右クロスからファーサイドの押谷がボレーシュートを狙ったが、これも岡本がファインセーブ。後半に2失点を喫して、6連敗となってしまった。

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