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山崎が移籍後初ゴール!!山形が今季初の1試合3得点で大一番制す

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[8.13 J1第21節 山形3-1甲府 NDスタ]

 17位モンテディオ山形はFW山崎雅人の移籍後初ゴールを含む2得点などで3-1と快勝し、残留争い直接対決を制した。勝ち点5差で追うと16位甲府との大一番。前半32分に先制を許す苦しい展開から鮮やかな逆転勝利を飾り、3試合ぶりの白星で甲府との勝ち点差も2に縮めた。

「今日は大事な試合だったので、無我夢中で戦った結果、チームの勝利に貢献する2点が取れてよかった」。7月に広島から期限付きで加入し、移籍後3試合連続の先発出場。待ちに待った移籍後初ゴールに、山崎は安堵の表情を浮かべていた。

 0-1の前半37分、DF石川竜也の右CKからDF前田和哉が打点の高いヘディングシュートで同点ゴール。試合後のインタビューで小林伸二監督が「(失点から)5分後に点を取れたのが大きかった。いつもと違って勝ち気になってくれた」と振り返ったとおり、先制点から5分で試合を振り出しに戻し、流れを引き寄せた。

 後半10分、右サイドからのMF太田徹郎の折り返しに山崎が体勢を崩しながら左足で合わせ、勝ち越しゴールを奪うと、同42分にはMF秋葉勝のラストパスから山崎がダメ押しの2点目。3-1と試合を決定付けた。

 新戦力FWが2得点と結果を残し、今季初の1試合3得点。甲府との勝ち点差は2、残留圏となる15位大宮との勝ち点差は8になった。得点力不足を解消すべく、期待のストライカーがまずは挨拶代わりの2得点を決め、大一番を制したチームも巻き返しへ体勢を整えた。

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