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徳島が島村弾で勝利!!F東京と勝ち点で並び2位キープ

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[8.21 J2第25節 熊本0-1徳島 熊本]

 徳島ヴォルティスがDF島村毅の決めたゴールを守りきり、ロアッソ熊本に1-0で勝利した。ここ2戦勝ちなし(1分1敗)だったが、3戦ぶりの勝利を手に入れ、首位・F東京と勝ち点41で並び、2位の座をキープした。

 試合後のテレビインタビューで美濃部直彦監督が「先制点を取れたら我々のペースになると思っていた。先制点取ることがきょうのカギだった」と話したように、1点が試合を決めた。

 後半8分、ゴール正面からMF島田裕介の蹴り込んだボールはGKが弾く。しかし、ゴール前右でこぼれを拾ったFWドウグラスが粘り、中央へ折り返した。DFに当たり、ファーサイドに流れたボールは島村の足元へ。冷静に右足を振りぬき、値千金のゴールを決めた。その後はピンチを迎えるも、GKオ・スンフンが奮闘。終了間際にはパワープレーに出てきた相手をしっかりと凌ぎきり、1-0で逃げ切った。

 試合後、決勝点を決めた島村は「ここ2試合悪い試合が続いていたので勝ちが取れて良かった」と安堵の表情。「順位的にいいところに来ているので、首位を目指して頑張りたい」と力強く意気込んだ。

 一方、敗れた熊本はFW長沢駿やFWファビオを的に攻め込んだが1点が遠かった。前半21分にはMF吉井孝輔の右クロスに、初先発のMF田中俊一がフリーで飛び込んだが、わずかに合わず。シュートを打つことはできない。同42分には右クロスをファビオが頭で落とし、FWソン・イニョンが右足ダイレクトで強烈なシュートを放ったが、GKオ・スンフンにストップされた。後半に失点すると、そのまま試合は終了し、0-1の敗戦。前節の大分戦(2-1)に続く連勝を飾ることはできなかった。

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