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鳥栖が今季最多の6発で鳥取下す!!4連勝飾り、昇格圏まで勝ち点2差に

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[9.4 J2第4節 鳥取3-6鳥栖 とりスタ]

 6位サガン鳥栖が19位ガイナーレ鳥取に今季最多の6得点を決め、6-3で勝利した。今季初の4連勝を飾ると、昇格圏の3位・徳島との勝ち点差をわずか2に詰めた。

 試合後、鳥栖の尹晶煥監督は6発大勝に「サッカーでこういう試合は滅多にあるものではないが、向こうもこっちも一所懸命やった結果がこのスコアになった。気持ちのいい試合だった」と満足げな表情をみせた。

 前半6分、MF藤田直之の左CKをニアサイドでMFキム・ビョンスクが頭で逸らすと、最後はFW豊田陽平がヘディングシュート。鳥栖が先制に成功した。さらに同15分、DF呂成海のミドルシュートが決まり、2-0と差を広げた。しかし同27分にFWハメドの1点を返されると、同40分にはFW実信憲明のミドルシュートが呂に当たり、コースが変化。ゴールネットへ吸い込まれ、2-2に追いつかれてしまった。

 振り出しに戻って迎えた後半3分にはPKを献上。これを実信に決められて、2-3とついに逆転される。だがこの日の鳥栖の見せ場は、ここからだった。後半16分、DF丹羽竜平の右クロスからキムがヘディングシュートを叩き込み、3-3。さらに同23分には左クロスに、またもキムが合わせて逆転に成功。この勢いは止まらない。

 後半33分には右CKにFW池田圭が頭で合わせて試合を決定付けると、同41分には左CKから豊田が豪快なヘディング弾。終わってみれば6-3と相手を圧倒しての勝利となった。鳥栖の尹監督は「しんどい試合だったがこういう形で終わらせてくれた選手たちに感謝したい」と話していた。

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