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福岡は横浜FMに零封負け、残留圏まで勝ち点16差のまま

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[9.10 J1第25節 福岡0-1横浜FM レベスタ]

 アビスパ福岡は横浜FMに0-1で敗れた。これで4戦勝ちなし(1分3敗)となり、今季9試合を残して、残留圏となる15位・大宮までの勝ち点16差のままとなってしまった。2戦連続零封負けと依然として苦しい戦いが続く。

 前半7分、右サイドを駆け上がったMF松浦拓弥がゴールライン際からクロスを上げる。PA内左で受けたMF中町公祐が左足ダイレクトでシュートを放つがポスト右を叩いた。その後は横浜FMに流れが傾く。すると同11分にセットプレーから失点。右CKから最後はFW長谷川アーリアジャスールにシュートを決められた。

 前半12分にはDFキム・ミンジェの左クロスからファーサイドの中町がヘディングシュートを放つも、サイドネットへ外れる。1点が奪えない。その後は一進一退の攻防が続き、前半を0-1で折り返した。迎えた後半は福岡が一気に加速。幾度も横浜FMゴールへ襲い掛かり、チャンスをつくった。

 後半20分にはハーフウェーライン付近でボールを奪うとカウンター。FW岡本英也が左サイドからドリブルで攻め込み、中央の中町へパス。最後は中町からのパスを受けたMF鈴木惇がフリーでシュートを放つもクロスバー上方へ大きく外れた。同21分にはFW成岡翔に代えて、新戦力のFWハマゾッチを投入。前節でリーグ戦デビューした助っ人FWがホーム戦デビューを果たした。同34分には中町に代えて、FW重松健太郎をピッチへ送った。

 その後はハマゾッチを的に前線へボールを入れるが収まらない。それでも終了間際のロスタイム2分には、絶好のチャンスが訪れる。しかし右クロスをPA内のハマゾッチが痛恨のトラップミス。シュートまで持ち込めずにDFにクリアされた。結局そのまま試合は終了。0-1での敗戦となった。

 浅野哲也監督は試合後のテレビインタビューで「マリノスさんの守備が堅くて守りきられている雰囲気だった。得点のにおいはあったが跳ね返されてしまった」と相手の堅守を崩しきれなかったことを課題に挙げていた。

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