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暫定首位・札幌と3位・徳島は互いに譲らず痛み分け

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[9.24 J2第29節 札幌0-0徳島 札幌厚別]

 暫定首位コンサドーレ札幌と3位徳島ヴォルティスの一戦は互いに譲らず、スコアレスドローに終わった。札幌の連勝は4でストップ。前節の岐阜戦(4-1)で4試合ぶりの白星を飾った徳島も連勝を逃す痛み分けとなった。

 ホーム7連勝中の札幌はFWジオゴが故障から3試合ぶりに先発復帰。前節21日の東京V戦(4-2)で2得点のMF岡本賢明も13試合ぶりに先発したが、前半23分の岡本のミドルシュートはゴール上に浮くなど1点が遠い。

 徳島は前半38分、GKからのロングフィードをFW佐藤晃大が頭で落とし、ゴール前にFW津田知宏が走り込むが、ボールをコントロールし切れず、GKに抑えられた。

 0-0のまま後半に折り返すと、中2日の札幌に対し、中4日と日程面で有利な徳島が徐々に運動量で上回り、相手陣内に押し込んでいくが、札幌の粘り強い守備を攻めあぐね、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。

 札幌は後半22分にMF砂川誠、同33分にFW内村圭宏を投入。フレッシュな選手を入れてリズムを変える。後半40分にはカウンターから内村が右サイドを駆け上がり、砂川にラストパス。しかし、GKと1対1の絶好機も砂川のシュートはGKの好守に阻まれた。

 11年ぶりとなるホーム8連勝を目指す札幌は後半42分に札幌U-18所属のMF前貴之を投入。高校3年生の18歳がJデビューを果たしたが、勝利には結び付かず、0-0のまま勝ち点1を分け合った。

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