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2戦連続完封勝利!!千葉が昇格圏3位と勝ち点で並ぶ4位へ浮上

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[9.25 J2第29節 千葉1-0北九州 フクアリ]

 5位ジェフユナイテッド千葉はホームでギラヴァンツ北九州にDF竹内彬のゴールを守りきり、1-0で勝利した。連勝を飾ると昇格圏の3位・鳥栖と勝ち点47で並ぶ4位へ浮上を果たした。

 前半16分、MF太田圭輔の左CKにゴール正面で合わせた竹内がヘディングシュート。GK佐藤優也に弾かれたボールはクロスバーを叩くが、跳ね返りに竹内がいち早く反応し、頭で詰めると先制点を決めた。その後もFW深井正樹やFW大島秀夫を中心にチャンスを演出。追加点こそなかったものの自分たちのペースのまま、1点リードで前半を折り返した。

 後半に入っても攻撃の手を緩めない。後半12分には太田が右サイドから中央へドリブルで切れ込み、自らシュート。これは惜しくもポストを叩いた。終了間際にはピンチも迎えたが、この日に1点を決めていた竹内ら守備陣も奮闘。1点を守りきり、2戦連続の完封勝利を収めると、昇格争いへ大きな勝ち点3を手に入れた。

 試合後のテレビインタビューで決勝点を決めた竹内は「なかなか勝てていなかったホームで勝てて嬉しい。こういう接戦をものにできて、チーム力が上がってきているんだと思う」と話し、CKからのゴールについては「セットプレーは自分たちの長所でもあるので」と胸を張った。

 一方の北九州は、この日も1点が遠く。2戦連続の零封負け。7戦勝ちなし(4分3敗)とすると、昇格圏との勝ち点も10差に開いてしまった。1点を追う後半29分には、MF安田晃大の右クロスにMF森村昂太が頭で合わせたがGKに止められた。終了間際のロスタイムには決定的なチャンスをつくる。MF木村祐志の右クロスにDF川鍋良祐、DF冨士祐樹、FW林祐征の3人が飛び込むが、わずかにタイミングが合わず。シュートを打つことはできなかった。そのまま試合は終了し、連敗を喫した。

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