beacon

フクアリで332日ぶり敗戦の千葉は5位後退、京都は17歳久保が決勝点

このエントリーをはてなブックマークに追加
[9.28 J2第5節 千葉0-1京都 フクアリ]

 勝てば2位に浮上していた4位ジェフユナイテッド千葉はホームで今季初黒星を喫し、5位に後退した。今季8勝6分の無敗を誇るフクアリで昨年10月31日の甲府戦(1-2)以来、332日ぶりの敗戦。5試合未勝利(3分2敗)後の2連勝で復調の兆しを見せていた中、痛すぎる黒星となった。

 京都サンガF.C.は17歳の高校3年生ながらチーム得点王のFW久保裕也が今季8得点目となる決勝点。前半35分、浮き球をFW宮吉拓実が頭で落としたところを右足で流し込んだ。アウェーでは7月18日の愛媛戦(2-0)以来、6試合ぶりの勝利。久保は試合後のインタビューで「(アウェーで)ずっと勝てなかったので、今日は絶対に勝とうという気持ちがみんなにあった。負けられない試合ばかりだし、残り全部勝つつもりでいきたい」と力強かった。

 ホームで先制点を許した千葉は猛反撃を見せたが、1点が遠かった。前半ロスタイム、FW深井正樹の左クロスをFW大島秀夫が頭で落とし、MF太田圭輔がヘディングシュートを狙うもGKが好セーブ。後半は一方的に攻め立てたが、京都の粘り強いディフェンスに跳ね返される。後半41分、途中出場のFW青木孝太の左クロスから同じく途中出場のFW久保裕一がヘディングシュート。ロスタイムにはMF佐藤勇人が右足ミドルを狙ったが、いずれも枠を外れ、6試合ぶりの無得点に終わった。

TOP