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美尾復帰の鳥取、大分とドロー

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[10.15 J2第31節 鳥取0-0大分 とりスタ]

 唯一のナイトゲームとなったガイナーレ鳥取大分トリニータ戦はスコアレスドローに終わった。

 鳥取は1-0で勝利した湘南戦に続く勝利を逃し、J初となる連勝を飾ることはできなかったが、それでもGK小針清允のビッグセーブなどで勝ち点1をつかんだ。加えてハットトリックを達成した草津戦(7月18日)を最後に左坐骨疲労骨折で長期欠場していたMF美尾敦が後半21分から出場。投入直後に早速左足シュートを放つと、後半36分には右クロスからクロスバー直撃のヘディングシュートを放ち、存在感を放った。試合後のインタビューで鳥取の松田岳夫監督も「苦しい時期を乗り越えて人間的に大きくなって返ってきてくれた」と讃えた主力MF復帰を今後、天皇杯での進撃などにつなげていく。

 一方、大分はFW森島康仁が果敢にゴールへ迫り、FW永芳卓磨のヘディングシュートがゴールを捉えるなど惜しいチャンスがあった。またGK丹野研太ら守備陣も鳥取攻撃陣を完封。それだけに田坂和昭監督は「ここ数試合、リーグ戦も天皇杯もアグレッシブなサッカーが出来ていると思う。今日もうちらしいサッカーが出来ていて、ゴールを奪い勝点3が取れればよかったが、鳥取もいいサッカーをしてたのでそうもいかなかった。しかし、これから5連戦が待っているので、下を向かず前を向いてやっていく」と語っていた。

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