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山形は5失点大敗で痛恨の最下位転落

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[11.19 J1第32節 山形0-5福岡 NDスタ]

 モンテディオ山形は福岡に0-5の大敗を喫した。最下位・福岡に勝ち点3を献上すると、ついに最下位へ転落した。リーグ戦では4戦連続無得点となり、公式戦5連敗を喫してしまった。

 今季限りの退任が発表されている小林伸二監督は試合後のインタビューで「組織としてちゃんと守ったり、チームで戦うのが我々の持ち味。個が先行してきてしまったかな。一生懸命なんだけど、それが組織としては機能していない」と沈痛な表情で語った。

 最下位転落は免れたい。そんな強い気持ちが裏目に出てしまった。浮き足立つ選手たちは上手くゲームに入ることができず。開始早々2分に失点すると、同11分、36分と立て続けに3失点した。後半に入ってもなかなかゴールは奪えない。すると福岡の19歳MF牛之濱拓に2得点を決められた。結局0-5の大敗。悔しすぎる結果に、試合後、ホームのゴール裏サポーターからはブーイングが浴びせられた。

 終わってみれば、ともに15本のシュートを放ったが、決定力の差が結果に反映された。前半39分にはMF伊東俊の左クロスからMF秋葉勝がシュートを放つも、味方に当たってしまい、ゴールはならない。その後も秋葉のロングフィードから最後はMF宮崎光平がシュートを放つがクロスバーを叩く。終わってみれば5発決められての零封負け。降格の決まった福岡相手に完敗した。

 今季も残るは2試合のみ。次節は暫定首位・名古屋と対戦。最終節では広島と戦う。上位陣との連戦となるが、来季につなげるためにも結果を残し、今季を締めくくりたい。

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