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山形は5試合連続ノーゴールで泥沼の5連敗

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[11.26 J1第33節 名古屋3-0山形 豊田ス]

 すでにJ2降格の決まっているモンテディオ山形は名古屋に0-3で完敗し、泥沼の5連敗を喫した。前節の福岡戦(0-5)で今季初の最下位に転落。2試合連続の大敗で、5試合連続の無得点で8試合白星なし(1分7敗)となった。

「できれば前半無失点で持っていきたかった」。今季限りで退任する小林伸二監督が唇をかむ。前半7分のCKのピンチ。「ゾーンマークで2人付けていた」というFWケネディに先制点を決められると、前半39分、ロスタイムにもセットプレーから連続失点。前半だけで3失点を喫した。

 後半に入ると、MF伊東俊、MF川島大地、MF太田徹郎と立て続けに攻撃的な選手を投入。名古屋が最終戦を見据え、最終ライン4枚のうち3人を交代させたこともあり、何度かゴール前に迫る場面をつくったが、最後の決め手を欠く。最後までゴールが遠く、これで5試合連続ノーゴール。最近8試合でわずか1得点という深刻な得点力不足に苦しんでいる。

 12月3日の最終節はホームに広島を迎える。「まず失点を抑えること。ここ何試合も点を取れていない。惜しいところまではいっているけど、最後に落ち着きがない。失点がなければもう少し楽にいけると思う」と小林監督。本来の粘り強い守備を取り戻し、攻撃につなげられるか。ホームでの今季最終戦で9試合ぶりの勝利を飾り、就任から4シーズンの締めくくりを見せたい。

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