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F東京がルーカス弾で千葉下す、ホーム最終戦で白星飾る

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[11.26 J2第37節 F東京1-0千葉 味スタ]

 前節で来季のJ1復帰、J2優勝を決めたFC東京はFWルーカスのゴールでジェフユナイテッド千葉に1-0で勝利し、4連勝を飾った。

 この日のF東京はU-22日本代表の影響でGK権田修一が不在。また左ふくらはぎを痛めたため、MF梶山陽平もメンバー外となった。代わって、前節では体調不良だったMF石川直宏が先発に復帰した。対する千葉は、FWオーロイとDFマーク・ミリガンが累積により出場停止。助っ人選手2人を欠いて試合に臨んだ。

 試合が動き出したのは後半30分だった。千葉のDF山口慶が2枚目の警告を受けて退場。千葉は10人での戦いを強いられた。これで勢いづいたF東京は一気に攻勢を強めた。すると後半32分、得意とするゴール前でのパスワークから相手を崩しにかかる。最後はFWロベルト・セザーのパスに抜け出したルーカスがGKを前に冷静に右足シュート。値千金のゴールを決めた。これが決勝点となり、F東京が1-0で勝利した。

 ルーカスは「自分が大好きなスタジアムで最後にゴールを決めることができて良かった」と笑顔。試合後にはホーム最終戦のセレモニーも行われ、授与されたJ2優勝のJリーグ杯をMF今野泰幸が高く掲げた。その後には今季限りでの退任が発表された大熊清監督を前節に続いて胴上げ。F東京がホーム最終戦で白星を飾り、最終節へ弾みをつけた。

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