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栃木が今季初の逆転勝利でホーム最終戦を飾る

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[11.26 J2第37節 栃木2-1大分 栃木グ]

 今季初の逆転勝利だ!! 前節の水戸戦(1-0)で北関東ダービーのタイトルを手にした栃木SC大分トリニータと対戦。後半9分に先制を許したが、同17分、CKからDF赤井秀行のバックヘッドで同点に追いつくと、途中出場のFWリカルド・ロボが同23分に勝ち越しゴールを決め、2-1で逆転勝ちした。

「みんなの気持ちが一つになった」。松田浩監督が振り返ったとおり、8月21日のF東京戦(2-1)以来となるホームでの勝利をサポーターにプレゼントしようと栃木イレブンが一丸となった。後半9分にFW森島康仁の2戦連発となる今季10点目のゴールで先制を許したが、同17分、MF水沼宏太のCKからニアサイドに走り込んだ赤井が技ありのバックヘッド。赤井の今季初ゴールで試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗る栃木は6分後の後半23分、前節・水戸戦ではベンチ入りしながら出場機会のなかったロボがFWサビアとのコンビネーションから右足ボレー。「サポーターが気に入ってくれたらうれしい」という見事なシュートで2-1と試合をひっくり返した。

 J2参入3年目の今季、終盤は失速したものの、初めて昇格争いを繰り広げるなど着実な進歩を見せた栃木。「来年はもっとパワーアップする」と、チームの成長に手応えを口にした松田監督の言葉を証明するためにも、アウェーでの最終節となる12月3日の草津戦で3連勝を飾り、シーズンを締めくくりたい。

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