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伊藤の公式戦2戦連発弾などで清水が千葉下す

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[12.17 天皇杯4回戦 清水2-0千葉 アウスタ]

 清水エスパルスがMFアレックスとFW伊藤翔のゴールでジェフユナイテッド千葉に2-0で勝利し、天皇杯8強入りを決めた。24日に行われる準々決勝では、C大阪vs仙台の勝者と対戦する。

 試合が動いたのは後半だった。まずは後半2分、清水に決定機が訪れる。FW高原直泰がPA内で折り返し、アレックスへラストパス。フリーで放ったシュートはクロスバー上方へ大きく外れた。先制のチャンスを逃してしまう。それでも直後の同4分、アレックスがゴール左隅へシュートを突き刺し、清水が先制に成功した。

 このゴールで勢いづくと、後半17分には追加点。PA手前からFW大前元紀のパスを受けた伊藤が落ち着いて押し込んだ。12月3日のJリーグ最終節のG大阪戦(1-3)で、J初ゴールを決めた伊藤の公式戦2戦連続弾で2点差にリードを広げた。そのまま試合は終了。清水が2-0で勝利した。

 前半を0-0で折り返し、ハーフタイムにはアフシン・ゴトビ監督から「メンタル的に準備ができていない選手が半分くらいいる。起きろ!!ファンに申し訳ないぞ」と強く喝を入れられた。その甲斐もあってか、後半に入ると2点を決めて、完封を達成。11月16日の天皇杯3回戦・鳥取戦(5-0)以来となる、公式戦4戦ぶりの白星を手に8強進出を決めた。


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