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C大阪がPK戦の末に仙台下す!!同点弾の村田「ほんまにうれしい」

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[12.17 天皇杯4回戦 仙台1-1(PK2-4)C大阪 金鳥スタ]

 セレッソ大阪は120分間の死闘の末、1-1でもつれ込んだPK戦でベガルタ仙台にPK4-2で勝利した。準々決勝進出を決めると、2年連続のACL出場権獲得へ望みをつないだ。24日に行われる準々決勝では清水と対戦する。

 試合はなかなか動かず、15分ハーフの延長戦へもつれ込む。すると延長前半8分、途中出場の大卒ルーキーが結果を残した。相手最終ラインのパスミスを見逃さず、MF関口訓充がボール奪取し、PA内左へ走りこんだFW武藤雄樹にスルーパス。これを受けた武藤が迷いなく足を振りぬき、シュートを決めた。ようやく試合が動き、仙台が先制に成功した。

 この1点を守りきりたい仙台だったが、C大阪が終了間際に同点に持ち込んだ。延長後半10分、途中出場の3選手が絡んでゴールを奪った。MF大竹洋平からのパスを受けたFW播戸竜二がPA内左のMF村田和哉へパスをつなぐ。村田が胸トラップから豪快にシュート。1-1に追いついた。試合は120分間で決着は着かず、PK戦にもつれ込んだ。

 先攻の仙台は、1人目のDF鎌田次郎が決めたものの、2人目のFW赤嶺真吾はクロスバー上方へ大きく外し、3人目の武藤のシュートはクロスバーを叩いて失敗。対するC大阪は3人目まで全員が決めた。迎えた4人目、仙台のMF松下年宏が成功させたものの、C大阪のMF扇原貴宏も冷静にシュートを決めた。この結果、C大阪がPK4-2で勝利。全員が扇原とGKキム・ジンヒョンの元へ駆け寄り、勝利を喜んだ。

 同点弾を決めた村田は「ほんまに嬉しい気持ち。それだけ」と満面の笑顔をみせ、今季限りで退任するレヴィー・クルピ監督のことを挙げ、「クルピを国立に連れて行って、いい花道を飾りたい」と意気込んだ。


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