名古屋グランパスは21日、大分県にある実相寺サッカー競技場で大分トリニータと練習試合(45分×2)を行い、3-1で勝利した。

　大分県別府市で9日から行っていたキャンプもこの日が最終日。今季初のJリーグ勢となった名古屋は、今季から採用を試みる3-4-3の新システムで試合に挑んだ。また主力組で構成された前半の布陣には、ルーキーMF水野泰輔を先発させるなど、今キャンプでの若手の充実ぶりもうかがわせた。

　試合は立ち上がり4分にFW小川佳純が先制点を決めると、1-0で迎えた後半20分にも小川がこの日2点目を決めて大分を突き放す。大幅にメンバーを入れ替えた後半24分以降では、同31分にスペインに留学し成長をみせるMF吉田眞紀人が追加点をあげ、3-0とした。終了間際の41分に失点を喫したが、3-1で大分に勝利。今季キャンプでの練習試合を3連勝で終え、充実のキャンプを締めくくった。

以下、名古屋の出場メンバー

[前半→69分]
楢崎正剛、田中隼磨、ダニエル、田中マルクス闘莉王、増川隆洋、阿部翔平、ダニルソン、水野泰輔(46分→吉村圭司)、小川佳純、金崎夢生、玉田圭司(63分→田中輝希)

[69分～]
楢崎、石櫃洋祐、巻佑樹、新井辰也、佐藤和樹、三都主アレサンドロ・田口泰士、吉村、吉田眞紀人、田鍋陵太、田中輝

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