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J1復帰を狙う実力派対決はドローに

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[3.20 J2第4節 福岡0-0千葉 レベスタ]

 J1返り咲きを狙う実力派同士の対決はスコアレスドローに終わった。前節湘南に今季初黒星を喫したアビスパ福岡は先発3人をチェンジ。一方のジェフユナイテッド千葉は3-0で快勝した横浜FC戦から1人変更してSB武田英二郎を起用してきた。

 シュート数は福岡が12本で千葉は7本。互いに決定機をつくったが、試合を決めることができなかった。千葉は前節、全3得点に絡んだMF兵働昭弘中心に攻撃を組み立てる。3分には兵働を起点にいきなりビッグチャンス。右サイドから展開すると、折り返しに反応したCB大岩一貴のヘディングシュートがクロスバーを叩く。その後もFW藤田祥史が決定機を迎えるなど連勝を目指して福岡ゴールへ迫った。

 一方の福岡は前半35分、MF城後寿の右クロスにFW高橋泰が飛び込み、後半には巧みな足技で1対1を制したMF成岡翔が21分に決定的な右足シュート。だがこれをGK岡本昌弘のビッグセーブにより、ゴールを阻まれると、33分に再び成岡の突破からFW坂田大輔が放った左足シュートも得点に結びつけることができない。

 だが千葉も前節、昨シーズン14得点中11得点を挙げているホームゲームで2得点を挙げて「アウェーでも取れるように頑張りたいと思います」と誓っていたエースFW深井正樹のシュート、ラストパスから得点機はつくったものの、ゴールすることができず試合終了。木山隆之監督がハーフタイムに「こういう試合は粘り強さが大事」と話していたように相手に1点を与えなかった千葉だったが、連勝は逃した。

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