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清水が高木弾でホーム連勝!!札幌は開幕から4戦未勝利の3連敗…

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[3.31 J1第4節 清水1-0札幌 アウスタ]

 清水エスパルスはホームでコンサドーレ札幌と対戦し、FW高木俊幸のホーム2戦連発弾で1-0で勝利した。清水は2戦ぶりの白星獲得となり、ホームでは連勝。一方の札幌は、開幕から4戦勝ちなし(1分3敗)の3連敗となってしまった。

 互いに前節からメンバーを変えずに試合に臨んだ。前半4分、札幌がチャンスをつくった。後方からのロングボールを右サイドのMF近藤祐介が頭で落とす。こぼれを拾ったMF内村圭宏がドリブルで仕掛け、右サイド角度のない位置からシュートを放つ。これはサイドネットに外れた。札幌は前半のシュート数は1本のみ。その後はシュートまで持ち込めずに時間は過ぎた。前半38分にはアクシデントが発生。MF山本真希が右足太腿を痛めて負傷交代。代わってMF宮澤裕樹が出場した。

 対する清水はセットプレーからチャンスを迎えるも、得点にはつなげない。前半37分には高木が個人技でチャンスを演出。PA外左で切り返しからミドルシュートを狙うが、クロスバー上方へ外れた。互いにゴールが生まれずに0-0で前半を折り返した。

 後半立ち上がりから清水は選手交代。MF河井陽介に代えて、MF小林大悟を投入する。すると直後の後半4分、MF小野伸二と小林で中央から崩しにかかると、小林が右サイドへ展開。パスを受けたFW大前元紀が高木へ横パス。PA右から高木の右足シュートがゴールネットへ突き刺さった。高木の広島戦(2-1)に続く、ホーム連発弾で清水が先制に成功した。

 なんとか追いつきたい札幌は、後半14分には内村に代えて、FW大島秀夫。同20分には近藤に代えて、FWキリノをピッチへ送る。キリノが前線で奮闘をみせるも得点にはつなず。終了間際の後半45分には相手がこぼしたボールを拾い、PA内へ持ち込むがシュートは打てない。中盤からの縦パスで崩そうとするが味方にはつながらなかった。清水が高木の1点を守りきり、1-0で勝利。ホーム連勝を飾った。

 試合後、決勝点を決めた高木は得点シーンを振り返り、「あれは元紀くんのゴール。元紀くんに感謝します」とコメント。「この前はアウェーで痛い負け方をしたので、ホームでこうやって勝てたことは大きい。この勝利を次につなげて戦っていきたい」とキッパリ話した。

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