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アウェー中国で名古屋が快勝!!グループ首位に躍り出る

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[4.3 ACL GL第3節 天津泰達 0-3 名古屋 天津]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2012のグループリーグ第3節1日目が各地で行われた。G組の名古屋グランパスはアウェーで天津泰達(中国)と対戦した。試合は名古屋が、前半24分にMF藤本淳吾のゴールで先制すると、後半にもFW玉田圭司、FW永井謙佑が得点をあげ、3-0で勝利。今季ACL初勝利をあげた名古屋が、グループ首位に躍り出た。名古屋の第4戦は18日に行われ、瑞穂陸上競技場で天津泰達と対戦する。

 名古屋のシステムは4-2-3-1。負傷で今遠征に帯同していないDF田中マルクス闘莉王に代わりDFダニエルが起用された。また不調のDF阿部翔平に代わり、DF石櫃洋祐を左SBで起用した。

 序盤から主導権を握ったのはアウェーの名古屋だった。前半11分、FW玉田圭司のスルーパスに抜け出したMF藤本淳吾が利き足とは逆の右足でシュート。これは惜しくもバーに嫌われたが、同14分にもFW永井謙佑がスピードを生かしてゴール前に抜け出すなど、天津ゴールに迫った。

 迎えた前半24分、PA内の左サイドでボールを受けた藤本が切り替えしでDFをかわした後、左足で狙い澄ましたループシュート。ボールはGKの頭を越え、右サイドネットに吸い込まれた。藤本らしい芸術的なシュートで名古屋が先制に成功した。

 一方天津は、前半40分にFW周燎が抜け出してゴールネットを揺らすが、完全にオフサイド。名古屋守備陣が集中した守りで、天津攻撃陣に仕事をさせない。逆に前半ロスタイム、永井がミドルシュートでゴールを狙ったが、これもクロスバーに嫌われた。得点こそ1得点に終わったが、名古屋が完全にゲームを支配し、前半を折り返した。

 後半に入っても勢いを持続させる名古屋は後半4分、ダニルソンが中央をドリブル突破。右サイドの永井に展開すると、永井はファーサイドに玉田めがけてクロスを送る。玉田はボールを落ち着かせた後、左足で強烈シュート。ボールは見事に右サイドネットに突き刺さった。

 その後、一旦は天津に攻め込まれるが、後半28分に名古屋のカウンターが見事に決まる。藤本が右サイドを駆け上がった永井にパス。永井は落ち着いてGKの位置を見極め、ゴール左隅に蹴り込んだ。

 名古屋は後半23分にMF金崎夢生に代わりMF小川佳純、同28分にはFWケネディに代えてFW巻佑樹を投入し、主力を温存させる。さらに同35分には永井に代えてDF三都主アレサンドロを投入。落ち着いた試合運びでゲームを終わらせた名古屋が、3-0で勝利した。


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