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鳥栖が水沼弾でホーム3連勝!!広島の連勝を3で止める

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[4.14 J1第6節 鳥栖1-0広島 ベアスタ]

 サガン鳥栖がホーム無敗を守る!! 鳥栖はサンフレッチェ広島と対戦し、U-23日本代表候補MF水沼宏太のゴールで1-0で勝利した。前節・仙台戦(0-1)では敗れていたものの、ホームでは4戦負けなし(3勝1分)の3連勝を飾った。一方、広島の連勝は3でストップした。

 広島は前節のG大阪戦(4-1)で史上10人目のJ1通算100ゴールを達成したFW佐藤寿人が先発出場。対する鳥栖は前節の名古屋戦(0-1)で右足太腿を痛めたFW池田圭が欠場。FWトジンがトップ下で先発出場した。

 序盤から鳥栖が果敢な攻撃をみせる。前半6分、MF金民友のパスに抜け出た水沼がPA右からシュートを狙う。これはクロスバー上方へ外れた。するとその後は、徐々に3連勝中の広島が攻勢を強めた。前半19分、MF高萩洋次郎のパスから佐藤がPA内へ飛出し、自らシュート。これはポスト左へ外れる。同24分には、後方からのロングボールに佐藤が抜け出す。DFをかわし、ゴール前左から放ったシュートはGK赤星拓に止められた。0-0のまま時間は進む。

 すると前半39分、左サイド遠目の位置からのFK。広島DFにクリアされるが、こぼれをつなぐとDFキム・クナンが必死に粘る。後ろへ流したボールに水沼が反応。右足ダイレクトで迷いなく振りぬく。PA外右からの豪快な一撃がゴールネットを揺らし、鳥栖が先制に成功した。鳥栖リードの1-0で前半を折り返した。

 後半に入り、なんとか追いつきたい広島は佐藤らが果敢に攻め込む。後半15分には高萩の右CKからチャンスメイク。ファーサイドのDFファン・ソッコが頭で合わせ、こぼれを拾った佐藤がオーバーヘッド。これは赤星のビックセーブに阻まれる。1点が遠い。同26分には2枚の交代カードを切る。高萩とMF大崎淳矢に代わり、今季初出場となるMF森崎浩司とFW石原直樹をピッチへ送った。

 後半32分には、ゴール正面の絶好の位置でFKを獲得。森崎の蹴り込んだボールはわずかにポスト右へ外れた。その後も前線で豊富な運動量をみせ、攻め込む広島だが1点が奪えない。終了間際にはFKからのこぼれを展開。ゴール前で粘り続け、最後はPA左からMF森脇良太がシュートを狙ったが枠を外れた。そのまま試合は終了。鳥栖が1-0で逃げ切り、ホーム無敗を守った。

 試合後、決勝点を決めた水沼は「気持ち良かった」と得点を振り返って笑顔。「僕たちは自分たちが全力でやらなければ負けてしまうつもりで、毎試合毎試合を全力で戦っているので。ホームではまだ負けてないですし、きょうも勝てて良かった」とホームでの“無敗神話”継続にも安堵の表情をみせた。

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