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大宮DF塚本&MFパク、メモリアルを勝利で飾れず

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[7.4 J1第16節 大宮0-0横浜FM NACK]

 大宮アルディージャのDF塚本泰史、MFパク・ウォンジェが、自身にとってメモリアルなゲームとなった4日の横浜F・マリノス戦で、勝利を飾ることは出来なかった。

 4日は塚本の24回目の誕生日。自らのバースデー記念を打ち上げるチャンスはあった。後半35分、MF土岐田洸平がPA前中央でファウルを受け絶好の場所からFKを得た。時間的にもここで決めれば決勝点となる確率が高いみせ場である。キッカーは塚本。「ここで試合を決めて勝ってやろうと思って蹴りました」。しかし、DFの隙間を狙いすまして蹴ったボールは壁にはね返され、DF片岡洋介のシュートも得点には繋がらなかった。「悔しいです」。

 パクはこの日、母国・韓国から両親を招待した。無失点に抑え、負けはしなかったものの勝利はならず。3連勝も逃し、悔しいゲームとなった。「両親が初めて日本にきて自分のプレーを見てくれました。勝利をプレゼント出来ずに残念。次に来てくれるは時は必ず勝って、息子が異国の地で頑張っている姿を見せてあげたい」。様々な思いを胸に、大宮イレブンは第17節、王者の鹿島アントラーズと今季初ゲームに臨む。

(取材・文 山口雄人)

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