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横浜FMvs山形 試合後の選手コメント

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[7.11 J1第17節 横浜FM1-2山形 ニッパ球]

 J1第17節は11日、各地で6試合を行い、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜F・マリノスモンテディオ山形が対戦。横浜FMは前半2分にFW坂田大輔が先制点を決めたが、山形は後半34分にDF西河翔吾、同40分にDF小原章吾がゴールを決め、2-1の逆転勝利で4月29日の大宮戦(3-0)以来、9試合ぶりの勝利を飾った。
以下、試合後の選手コメント

<横浜FM>
●FW渡邉千真
「ボールを支配しても最後のシュートまでいけないからカウンターを受ける。個人的にもシュートの精度が悪かった。山形のディフェンスは足元にガツガツ来た。自分の受け方も悪かったと思う。カウンターを狙うところとしっかり回すところがハッキリしてなかった」

●MF狩野健太
「試合の流れを読むというか、勝っているのに突っ込んだりとか、そういうのが多い。自分たちでリズムを崩している。もったいない試合」
―ダイレクトプレーが多かったが?
「周りと合ってきたし、感じてくれるようにもなってきた。ダイレクトで出せる自信はある」

●DF中澤佑二
「勝ちたかった試合だし、向こうはこれを狙っていたと思う。早い時間に1点取って、2点目をいつ取るかがポイントだった。取れるときに取らないと、こういう形になる。1点取ってどうするかの決まり事もないし、なんとなく2点目を取りに行こうという感じだった」
―次はナビスコ杯だが?
「ナビスコ杯はちょっと違う大会なんで。ナビスコが良くてもリーグが悪かったら良くない。ナビスコでガンバに勝って、いい流れ、いい勢いでリーグにつなげられるように。敗戦を引きずらないようにしたい。厳しい試合に勝つ強いメンタリティーを持たないと」

<山形>
●DF西河翔吾
「いい時間帯で点も取れたし、勝ててホッとしている。。「(横浜FMの守備が)ゾーンだったので、いいところに入って、いいボールが来れば取れると思っていた。前半からいいボールが来てたし、いける感じがあった。あとはいいタイミングで入ればと。いいボールが来て、いい形で点が取れて、素直にうれしいです。立ち上がりに取られたけど、チームがひとつになって辛抱強く守れていた。そんなに決定的なピンチもなかったし、いい感じで守れていたと思う」
―小原とはどんな話をしていた?
「声をかけて、集中してやろうと。そこができたのが結果につながったと思う。ここでいい結果を出して、少しは信頼を得られたと思うけど、まだこれからだから」
―緊張は?
「J1の試合が3年ぶり。Jリーグの試合自体も半年ぶりだし、相手もマリノスということですごい楽しみにしていた。“落ち着け、集中しろ”と声に出しながらやっていた。90分、落ち着いて、集中してできたと思う」

●DF小原章吾
「J1では初めてのゴール。(古巣の横浜FMからの決勝点で)最高っす。一戦一戦が大事になるし、しぶとく勝ち点1でもと思って戦っている。その中で勝ち点3取れたことはよかった」
―14位に上がったが?
「でもまだ先が長いので。残留という目標に向かって勝ち点を積み上げていきたい。次が大事になる。さらにいい内容の試合で結果につなげられれば」
―西河とは試合前にどんな話をした?
「チームに来て日が浅いので、その分、声でカバーしようと話していた」

●MF赤星貴文
「守備からしっかり入ろうと思った。初めて自分が出た試合で勝てたことはよかった。自信というか、ホッとしたところもある。今後につながると思うし、次からはスタメンで出られるようにやっていきたい」

●FW財前宣之
―同点のCKは?
「西河は新しく入ってきて、サテライドでプレーしていてヘディングが強いのは分かっていた。いいところに上げれば入ると。ずっと勝ち点がなかったけど、みんなが体を張って1点で抑えていたので、なんとかしたかった」
―2点目のFKは?
「前半からセットプレーでファーがフリーなのはベンチから見ていた。真ん中を外して、ファーに蹴ったのがよかった。マリノスに勝てたことは自信になるし、後半戦につなげていきたい」

(取材・文 西山紘平)

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