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痛すぎた序盤の連続失点、山形は降格圏と勝ち点2差に

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[9.13 J1第25節 浦和 4-1 山形 埼玉]

 15位・モンテディオ山形の選手たちは1-4で浦和レッズに敗れた試合後、相手のほぼ全選手が通り過ぎたあとにようやくミックスゾーンに姿を現した。序盤戦は首位争いを演じたチームも3連敗で降格圏内16位・柏との勝ち点差はついに2。小林伸二監督は立ち上がりの連続失点の確認などについて長時間のミーティングを行ったようだ。

 前半25分に追撃のゴールを決めたFW古橋達弥は「点は取りましたけど、最初の入りが悪くて。追う展開になってしまうと苦しい。(きょうは)ボールを持つ時間が少な過ぎて、どうしていいか分からなかった」と首を振った。前半はまだサイドからいい形の攻撃を繰り出していたが、浦和がサイド攻撃をケアした後半は確実にゴールから遠のいた。それでも粘り強い守備で相手に食いついたが、後半30分の失点で力尽きた。

 次節(19日)の清水戦を挟んで26日には17位の千葉戦。10月には同じく残留を争う18位の大分戦、16位の柏戦などを控える。残留へ向けて負けられないサバイバルマッチの連続。初のJ1を戦う山形が“修羅場の秋”を迎えている。

(取材・文 吉田太郎)

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