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FC東京、永井先制弾も痛恨逆転負けでGL突破黄信号…蔚山現代がF組首位通過

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[11.30 ACLグループF第5節 FC東京1-2蔚山現代 ドーハ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は30日、グループリーグ第5節が行われ、F組2位のFC東京が首位蔚山現代(韓国)と対戦し、1-2で逆転負けを喫した。蔚山現代はグループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。FC東京は12月3日の最終節でパースグローリーと対戦する。

 FC東京は第4節から3人を入れ替え、上海緑地申花DFのラフプレーで負傷したFWディエゴ・オリヴェイラに代わってMF内田宅哉が先発に入り、4-3-3の右ウイングでプレー。この試合も継続してDF森重真人がアンカーを担い、FC東京が電光石火で試合を動かした。

 前半2分、右サイドの深い位置で内田がボールを奪い、MF三田啓貴が横パス。MF安部柊斗がPA右からマイナスに戻すと、ペナルティアーク内のFW永井謙佑が右足を振り抜く。シュートは左ポストに当たって先制のネットを揺らした。

 徐々に蔚山現代も押し返すと、前半42分にDFジョアン・オマリがMFユン・ビッガラムを倒してしまい、PA手前絶好の位置でFKのチャンスを献上。ユン・ビッガラムが右足で巻いたキックはゴール左上に吸い込まれ、前半のうちに試合は振り出しに戻った。

 後半開始からFC東京はMF東慶悟を投入し、4-4-2にシステムを変更。東は左サイドハーフに入り、森重と安部がダブルボランチを形成した。後半9分には森重が警告を受け、累積2枚で次節は出場停止となった。

 互いに交代枠を使って終盤に向かうと、次の一点を奪ったのは蔚山現代だった。後半40分、ユン・ビッガラムがPA内に侵入し、鋭い右足シュートでニアを打ち抜いた。これが決勝点となり、FC東京は1-2で逆転負け。最終節でパースグローリーに勝利しても、他会場の結果次第では敗退となる苦しい状況に追い込まれた。

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